2014/12/19

PLASTIC ART SPACE DESIGN ≫ RENOVATION PROJECT / CASE #3 《和室のある空間》




今回もリノベーションのご依頼を頂き施行させて頂きました。

今回住宅では初の、和室のある空間。

PLASTIC ARTSPACE DESIGN のテクニックとデザイン性を詰め込んだ

スタイリッシュでエッジィな “ 和 ” となりました。

ぜひごゆっくりご覧下さい。

まずは BEFORE から。

入り口を入ってすぐの風景。



が、この様に。






入ってすぐ右手の扉にはこの様なスペースがありました。










入り口とその部屋を1つにし、自転車が趣味のお施主さんから希望された、
自転車置き場、兼、自転車のメンテナンスをする為の作業スペースを。
床には店舗にも使用される硬くて丈夫なフロアタイルを使用する事によってその希望を実現しました。
その奥には大容量のウォークインクローゼットを配置。



玄関を上がってすぐにあるトイレとバスルーム。



BEFORE











AFTER













パープルのアクセントクロスを共通デザインに、美しく新調されました。



玄関から一直線に走る、サイズと色を変えたフロアタイル。





それを端から端まで敷き詰め、奥行きを感じさせる廊下に。



その廊下の端からの長めは、この様に。



BEFORE はこんな感じ。
もともとは壁付けのキッチンを、リビングへの対面式に変更。



キッチンから見たBEFORE。



と、同じ様な角度からのAFTER。 




カーペットも綺麗に剥がし、遮音マットを貼り、さらにその上から硬く丈夫で、
ダイナミックな木目が特徴である、“ 栗 ” の無垢フローリングを使用。
そして、木の性能を最大限活かし、安心、安全な自然塗料、オスモカラー、
今回はブラックカラーをコーティングして仕上げました。



料理好きなお施主さんの希望通り、キッチンも食洗機付きのタイプをセレクト。



そしてキッチンカウンターも製作。
パネルはシナベニヤ、カウンターは杉と、素材を使い分け、
パネルは貼る方向を変える事によって、同じブラウン系カラーでも、色調に変化が出る様に工夫しました。



この様な市松模様に。



一番奥の部屋は寝室に。



BEFORE
向かって左側の部屋…。



AFTER








寝室は黒大理石調のクッションフロアを。
少し間取りも変更し、大きいクローゼットも新たに作製。



BEFORE
そして、いよいよ向かって右側の和室は…。



AFTER








寝室のクローゼットを作製するにあたり、4畳半と狭くはなりましたが、
リビングから一段小上がりにする事によって、より独立性と存在感を強めた空間に。



建具も竹材を使った PLASTIC ARTSPACE DESIGN オリジナル。





 左右で上下密度の違うアシンメトリーなデザイン。




重ねるとこの様に。



壁面はケイカル板に半ツヤクリア塗装、目地は金色に。



そして、この空間のみ、天井はRC駆体を剥き出しにし、
コンクリート打ちっぱなしにした状態への壁と同様の半ツヤクリア塗装。
剥き出しのLEDライトの光が写り込み、少しインダストリアルな雰囲気も。



畳でも市松模様を表現し、キッチンカウンターとの繋がりを持たせました。
今回はこの空間に合う様に、全体のイメージを広げていったリノベーションとなりました。
全体で見ると和モダンでラグジュアリーな料亭、そんなイメージに落とし込めたかと思います。






全ての部屋共通で取り入れたこのクロスも全体のイメージを決めた1つでした。
柄の方向を現場でクロス屋さんと何度も確認し苦労しましたが
素敵な仕上がりとなり、どこにも無い全く新しい居住空間にお施主さんにも大満足して頂けました。

この度は PLASTIC ART SPACE DESIGN にご依頼頂き、誠にありがとうございました。

リノベーションをお考えのみなさまは、お気軽に
電話 ≫ 075-241-0693
または、info@plasticartspacedesign.jp までお問い合わせ下さい。

2014/07/14

PLASTIC ART SPACE DESIGN ≫ RENOVATION PROJECT / CASE #2




今回も、マンションをご購入されたお客さまからリノベーションのご依頼を頂き施行させて頂きました。
京都市内のマンションの一室、およそ65㎡の2LDK+Sタイプ。
今回も分かりやすくBEFORE ☞ AFTER でご紹介させて頂きます。



BEFORE
 リビングからみた玄関までの通路。



リビング通路にあったS(サービスルーム)。


リビング。



リビング窓の反対側にあった押し入れ。



リビングへの対面キッチン。



つい先日までご家族が居住されていたので、このままでも充分住める状態でしたが、
新婚のご夫婦が結婚を期にご購入されたという事だったので、思い切ったリノベーションを。



AFTER
まずは玄関。
強度と見栄えを兼ね備えた、黒いモルタル調のフロアタイルの床と
シューズボックスも新たに設置。



フラッシュ合板で特注された扉を開けると…。









そこには以前とは全く別の空間が…。
天井はRC駆体を剥き出しにしコンクリートを打ちっぱなしにした状態への、クリア塗装。
そして、リビングを最大限広く、大容量の収納も確保する為に、
リビングへの対面キッチンの向きを変え、
ゆくゆくはリビングを通っての子供部屋にされたいというご夫婦の希望を叶えるため
サービスルームの形状を変更。






壁を斜めに立ち上げる事によってキッチンとリビングとの空間を広げ
圧迫感を軽減し、リビングも更に広くなりました。



ここの壁面にはキッチンの向かいという事も考慮し、
耐火性、防湿性に優れたケイカル板と呼ばれる素材を。
通常は下地に使われる素材ですが、敢えてクリア塗装で仕上げ、
石壁の様なイメージで使用しました。
ケイカル板を貼る前に、下地にゴールド塗装を施し、目地からそれが覗くアクセントカラーも。



扉はリビングに面している、また、子供部屋という事もあり、人がぶつかりにくい
フラットでデザインッシュなドアノブをセレクト。




そして子供部屋。
少し狭くはなりましたが、子供には充分なスペースが確保出来たと思います。
1面にだけ施した、よく見ると動物柄になった楽しげなアクセントクロス。






△ に残った部分は無駄無く大容量の収納スペースに。







デッドスペースにも棚を設ける事によってムダ無く空間を有効活用。
充分な収納スペースが確保されました。



リビングから見ると丁度この部分。
そして、リビングへと続く壁には…。



フラッシュ合板で特注された大きな扉が。
それを開けると…。












現れる大容量収納スペース。
1番右をクローゼット、真ん中を本棚、
そして1番左は趣味で DJ をされている旦那さまの為に DJ ブースを製作しました。

ちなみにこれは昼間撮影しましたので、柔らかな木の質感が出ているかと思います。
今回フローリングにはより温かみのある無垢のレッドオークを使用。
長尺を活かし、乱尺張りではなく、1枚1枚大工職人の手に寄って規則正しい “ ずらし張り ” をする事によって、
より伸びやかで、柔らか過ぎないスタイリッシュな空間が演出されています。



収納壁の向かい側の壁は、RCを剥き出しにし、ホワイトペイント。
2回塗りの2回目を敢えてローラーではなく、刷毛を使いムラに塗装する事によって、シャビーな “ 雰囲気 ” を。
1回目をツヤ無し、2回目はツヤ有りの塗料を使い、微妙な光沢感の変化も。



カップボードの凹み部分に丁度収まった、リノベーション前に貼ってあったタイル跡も敢えてそのままに。



キッチンにはソムリエのご主人コダワリの、
デザイン性と機能性を重視したミニマルなステンレス製のシステムキッチンとフードを。
キッチン床には安全面と衛生面を考え、大理石調の硬くて丈夫なフロアタイルを使用しています。



キッチン側面も安全面と衛生面を考え、タイル貼りに。
スペイン製のマットな質感の角タイルをレンガを貼るようにずらして貼る “ ブリック貼り ” にし、
目地にはシャビーブルーの “ 特殊目地材 ” を使用したアクセントカラーを。



トイレも…。



BEFORE



AFTER




トイレも同じシャビーブルーのアクセントクロスを1面だけ用いて仕上げ、
ペーパーホルダー、タオルハンガーはアイアン素材の少しインダストリアルな雰囲気の物をセレクト。



続いてお風呂場…。



BEFORE









AFTER









お風呂場もデザイン性と機能性を重視し、美しく新調。



玄関を入ってすぐのご夫婦の寝室は…。



BEFORE



AFTER
美しいイタリアンブルーのアクセントクロスを2面に。

レッドオークのフローリングを用いたリビング、通路以外の部屋の床には全て、

大理石調の踏み心地の良いクッションフロアを使用しています。








もちろん、クローゼットも新調しました。

限られたスペース、予算の中で、建築士、デザイナー、職人とが一丸となって思案に思案を重ね、
全ての部屋を全く新しい空間にする事ができ、ご夫婦にも大変喜んで頂く事が出来ました。
お子様が増えられたり大きくなられても、賃貸物件として収益価値の高い物件になる事と思います。

この度は PLASTIC ART SPACE DESIGN にご依頼頂き、誠にありがとうございました。

リノベーションをお考えのみなさまは、お気軽に
電話 ≫ 075-241-0693
または、info@plasticartspacedesign.jp までお問い合わせ下さい。